ポメラSyncされたメモを操作するツールです。
ダウンロード
以下の場所からダウンロードできます。
http://goo.gl/T8BFzD
使い始めの設定
pomi はコマンドラインアプリケーションです。
Windows ではコマンドプロンプトを使って操作をします。
1. Gmail への接続設定
コマンドプロンプトから pomi auth コマンドを実行して、Gmail に接続します。
> pomi auth
初回実行時は「Windows セキュリティの重要な警告」が表示されますので、「アクセスを許可する」を押してください。
また、コマンドを実行すると同時にブラウザーが起動し、「pomi が次の許可をリクエストしています:」と表示されますので、内容を確認の上、同意する場合に「許可」をおしてください。
許可後のページは閉じていただいて結構です。(本当は自動的に閉じるようにしたいのですが、Chrome ではできません…)
(pomi auth は、デフォルトでは60秒でタイムアウトします。60秒以上経った場合は、再度 pomi auth を実行してください)
2. 接続確認
コマンド pomi list を実行して、ポメラSyncの内容が見えることを確認してください。
> pomi list
(以下は表示例)
1 テスト (Fri, 18 Nov 2016 11:23:22 +0900)
2 ★メモ★ (Wed, 09 Nov 2016 18:16:46 +0900)
表示例にある左端の番号(1, 2, …)は、ほかのコマンドでも使います。
3. 動作確認2 メモの取得
コマンド pomi get を使うと、条件を指定してメモをファイルとして取得できます。
> pomi get --all
デフォルトの保存先は、「(カレントディレクトリ)/pomera_sync」 となっています。
これは、--dir オプションで変更可能です。
> pomi --dir a/b/c get --all
4. 動作確認3 メモの格納
ローカルにあるファイルをポメラSyncに格納するためには、pomi put コマンドを使います。
(ここでは、ローカルのファイル ★メモ★.txt を編集したものとします)
> pomi put ★メモ★.txt
searching files in ./pomera_sync
putting pomera_sync\★メモ★.txt
ファイルの指定には、ワイルドカードとして * が使えます。
> pomi put ★*
searching files in ./pomera_sync
putting pomera_sync\★メモ★.txt
使い方
コマンドラインから、pomi help コマンドを実行して、何ができるか確認してみてください。
※コマンドは今後増える可能性があります。
> pomi help
NAME:
pomi - Pomera Sync IMAP tool
USAGE:
pomi [global options] command [command options] [arguments...]
VERSION:
0.1.0
COMMANDS:
auth authenticate with gmail
list, l, ls list messages
show, g show messages
get, g get messages
put, p put messages
delete, del, d delete messages
help, h Shows a list of commands or help for one command
GLOBAL OPTIONS:
--config CONFIG, --conf CONFIG load the configuration from CONFIG (default: "./pomi.toml")
--dir DIR, -d DIR set local directory to DIR (default: "./pomera_sync")
--help, -h show help
--version, -v print the version
また、各コマンドの詳細な使い方は、「pomi help コマンド名」を実行することで確認できます。
> pomi help list
NAME:
pomi list - list messages in the box
USAGE:
pomi list [command options] [arguments...]
OPTIONS:
--criteria value, -c value criteria (default: "SUBJECT")
更新履歴
-
0.1.2 (2017-02-13)
-
pomi put / get で、ファイルの拡張子を保持しようとする仕組みを追加
たとえば「ほげほげ.md」(中身がマークダウンのテキストファイル) を put して get した場合に、従来の挙動では拡張子が txt になっていましたが、今回の対応で md を保持するようになります。
X-Pomi-Ext というヘッダーを付与して対応しています。
他のアプリを使って編集をした場合、このヘッダーが消えてしまうかもしれません。
-
0.1.1 (2017-02-11)
-
0.1.0
vim: set et ft=markdown sts=4 sw=4 ts=4 tw=0 :